【転職初心者必見】おすすめの転職エージェントと使い方を解説

現代の転職活動において欠かすことのできない存在である転職エージェントですが、転職活動初心者はどのように付き合えば良いかわからない方も多いでしょう。

本記事では、

  • 総合型エージェント
  • 特化方エージェント
  • ヘッドハント専門エージェント

といった様々なエージェント約20名と面談した経験のある筆者が、自身の体験談と転職界隈の状況をもとに転職エージェントとのよい付き合い方と効果的なサービスの利用方法を説明します。

転職エージェントの選び方

転職エージェントとは?

転職エージェントは、完全無料でキャリアアドバイザー(エージェント)よる転職支援を受けることができるサービスです。

エージェント会社のサービスに登録して、担当となるエージェントとの面談をすると、以下のサービスを受けることができます。

  1. 求人の紹介
  2. レジュメの添削と書類選考対策
  3. 応募代行と選考の進捗管理
  4. 面接対策
  5. 企業への色々な交渉(入社時期や年収条件など)の代行

選考中に企業との窓口になってくれるようなイメージです。
日程調整から年収交渉まで、面倒なことを代行してくれます。

転職エージェントは大きく、

  • 総合型エージェント
  • 特化型エージェント
  • ヘッドハント専門エージェント

の3種類があります。

総合型エージェントジャンル不問で多くの求人を取り扱うエージェントです。初心者は必ず利用します。
  • リクルートエージェント
  • doda
  • マイナビAGENT
  • 特化型エージェント特定の業界や職種を専門に取り扱うエージェントです。
    例えば、以下の業界では特化型が有名です。
    ・コンサル業界専門エージェント
    ・IT業界専門エージェント
    ヘッドハント型エージェント転職サイトの登録情報を元に、転職のスカウトを送ってくるエージェントです。
    ヘッドハント専門エージェントは、スカウトがなければサービスを受けることができません。

    転職初心者は複数のエージェントに登録しましょう。
    色々な意見が聞けて参考になるはずです。

    それでは、どのような特徴があるのかを解説していきます。

    総合型エージェント

    圧倒的な求人数と、初心者にも手厚い支援をしてくれることが強みのサービスです。

    転職初心者の人は、以下の大手エージェントサイトへの登録をオススメします。

    1. リクルートエージェント
    2. doda
    3. マイナビAGENT

    全くの転職活動初心者でも転職活動できるように、以下のようにめちゃくちゃ丁寧にサポートしてくれます。

    ● 初回面談で転職活動のガイダンスをしてくれる

    ● 転職活動全体をまとめたハンドブックがもらえる
    ※ 現在は、新型コロナウイルスの影響でオンライン面談が主流となっているため、現在は冊子形式の資料ではないかもしれません。

    ● 職務経歴書の書き方の資料とテンプレートがもらえる

     
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    私は情報収集もかねて、大手のエージェントは全て登録して、初回の面談を受けて資料を集めました。
    全くの初心者の場合、それだけでもかなり勉強になります。
     

    特化型エージェント

    特定の業界や職種を専門に取り扱うエージェントです。

    専門性の高い業界や特殊な職種の転職の場合、特化型エージェントが存在していることがあります。

    例えば、コンサルティング業界のように、特殊な選考対策が必要な業界では、コンサル業界特化型のエージェントが存在しています。

    こうした専門性の高い業界を志望している場合は、特化型のエージェントを軸に活動することになります。

    行きたい業界が決まっている人は、自分の行きたい業界の特化型エージェントが存在していないか必ずリサーチしましょう!

    特化型エージェントを中心に利用する場合、総合型エージェントの利用はリクルートエージェントだけでよいでしょう。

    ヘッドハント専門エージェント

    転職サイトの登録情報を元に、転職のスカウトを送ってくるエージェントです。

    スカウトを受け取るためには転職スカウトサービスに登録することが必要なので、転職スカウトサービス大手のビズリーチとキャリアカーバーに必ず登録しましょう。

    これらのサイトに職務経歴書を登録すると、その登録情報を元に求人案件をもった転職エージェントが直接声をかけてくる(スカウト)仕組みです

    かなりマッチング精度の高い案件をもったエージェントが声をかけてくることもあり、とても有効です。
    私はこのスカウトで転職に成功したことがあり、転職活動の大本命と考えています。

    スカウトをかけてくるエージェントの中には、非公開の特殊な求人やハイクラスの求人をもったヘッドハント専門エージェントもいます。

    こうしたエージェントとの出会いは、今後のキャリアの可能性を無限に広げてくれます。

    転職活動の面白いところの一つといえるでしょう。

    ヘッドハント専門エージェントは、スカウトがなければサービスを受けることができません。
    エージェント会社に直にコンタクトをとっても取り合ってもらえないので、スカウトがかかるようにしていくこが重要です。

    以下の記事で、転職初心者がスカウトを受け取れるようになる方法を解説しているので、こちらも合わせて読んでみてください。

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    転職エージェントは何故無料なのか?

    どうして無料でここまでのサービスを受けることができるのか?疑問に感じている方もいると思います。

    ここからは、転職エージェントサービスのビジネスモデルを簡単に説明します。

    まず、転職エージェントは、簡単に言うと企業と転職者のマッチング仲介業者です。

    企業に転職者を紹介して入社させることで、成功報酬(転職者の年収の●%という感じ)を受け取ります。

    例えば、年収600万の条件でマッチングに成功したとしましょう。
    そして、成功報酬は年収の30%だとしましょう。
    ※成功報酬の割合は30%〜40%くらいと言われています

    すると、

    エージェントの売上=600万×30%=180万

    ということになりますね。

    つまり、報酬は企業から受け取るので、転職者からは利用料をとる必要がないということです。 ということで、転職エージェントサービスは転職者側は無料です。
    安心して登録してください

    ただし、完全無料だからこその注意点もあります。

    必要以上に過剰なサービスを求めない・期待しないということです。

    転職エージェントにとって転職者は売上を得るために必要な商品です。 そして、商品を売るために必要な営業活動の一環として、書類作成の支援や面接対策を行ってくれるというわけです。    

    間違えてもカウンセラー的な役割を求めて付き合わないようにしましょう。

    生ける商品である我々自身が、商品価値を高めるように努力するのは当たり前中の当たり前!です。

    転職エージェント活用のポイント

    結局、何社に登録すればよいか?

    同時並行でコンタクトをとるのは2社くらいにしておくことがオススメです。

     
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    私の経験では、あまり多くのエージェントを利用しても、エージェントの連絡をさばけなくなります・・・
    ● 連絡するだけでも結構大変

     

    ● 書類作成に応募先の選定と、やることはたくさんある

    ● 案件紹介で物凄い量のメールがくる

    「エージェントに登録したはいいけど、全く使いこなせなかった」
    なんてことになると本末転倒・・・
    それだけは避けなければいけません!!

    さらに、転職者側のレスポンスが遅いなど、あまりに反応が鈍いと「転職の意思なし」と判断されてサービス提供を打ち切られることもあります。
    ※サービス再開はいつでも可能なので、ご安心を

    そこで、例えば、以下のような感じにするとよいでしょう。

    • 総合型2社
    • 特化型1社+総合型1社

    ここにさらに、魅力的な案件でのヘッドハントがあった場合、ヘッドハント型エージェントを中心に進めるように再調整するのがベターです。

    ヘッドハント案件は突然やってきます。

    既に他のエージェントと案件を進めている場合、情報を共有しましょう。
    ほとんどのまともなエージェントは、調整しながら歩調を合わせてくれるので、変に隠したりしなくても大丈夫です。

    エージェントに完全中立を期待しない

    冒頭の転職エージェントのビジネスモデルでも説明しましたが、エージェントは企業から報酬をもらいます。

    そのため、エージェントが以下のように動くことはままあります。

    • 転職者の希望よりも、合格可能性が高い案件を優先することがある
    • 転職者の意思とは関係なく、入社させたい
    • 可能な限り高い報酬が得られる企業に転職させたい

    エージェントのお客さんは企業なのでしかたありません。
    え、我々?商品です(笑)

    この辺はビジネスとして割り切って付き合うようにしましょう。

    エージェントが合わない・・・どうする?

    躊躇なく切り捨てましょう!

    大手のエージェント会社であれば、担当替えは快く応じてくれますので、安心してください。

    • 人間なので相性が合う合わないはある
    • まれに悪質な信用できないエージェントもいる

    こうしたことはありますので、合わないならすぐに利用を中止しましょう。

    軸として進めるエージェントの確保は非常に重要です。

    「これだ」というエージェントが見つかるまで、根気強く面談を重ねていきましょう。

    転職エージェントサービスの内容とメリット

    メリット

    では、改めて転職エージェント活用のメリットを整理します。

    1. 求人の紹介
    2. レジュメの添削と書類選考対策
    3. 応募代行と選考の進捗管理
    4. 面接対策
    5. 企業への色々な交渉(入社時期や年収条件など)の代行

    どれもメリットばかりですね。

    書類選考に通過しなければ面接にたどり着くこともできないので、どのエージェントも書類作成の支援はかなり力をいれてやってくれます。

    転職初心者は、エージェントの第三者的な意見を元に書類を徹底改善していくことで、書類選考の通過率はどんどん上がります

    また、エージェントサービスで見逃せないメリットが企業からのフィードバックを得られることです。

    エージェントを通して選考を受けると、面接の合否にかかわらず企業からのフィードバックをもらうことができます。

    直接応募をした場合、ふつうは合格・不合格の理由は開示してくれません。
    ※不合格の場合、いわゆる「お祈りメール」がくるだけです。

    エージェント経由で応募すると、合格・不合格いずれの場合でも企業から理由のフィードバックが得られます。
    そのため、不合格でも改善のタネにすることができるので、次の面接に活かすことができるというわけです。

    転職活動はすぐには結果がでないことも多々あります。

    書類・面接とも、改善してパフォーマンスを向上させるための貴重な情報を得ることができる点はものすごく大きなメリットといえますよね。

    デメリット

    エージェントサービスを使うことに、デメリットは基本的にはありません。

    様々なエージェント会社があるので、自分のニーズにあったエージェントサービスを使いましょう。

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