【転職体験談】教員、塾・予備校講師を辞めた理由

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本音の転職理由

ここからは、私が転職を決意するに至った理由をお話します。

最も大きな理由は、労働環境や収入面の不満からこれ以上本業として予備校講師を続けたくなかったからなのですが、詳細は長くなるので以下の記事で詳しく説明しています。

興味のある方はこちらをどうぞ!

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労働環境が悪すぎで本業として長く続けることは難しい

塾・予備校講師は本業として息長く続けていくことは難しい職業です。

続けたくても続けられないくらい、労働環境が悪いためです。

割にあわない業務委託中心の雇用形態

塾・予備校講師の雇用形態は業務委託中心で、完全出来高払いの請負型業務です。
そして、業務委託は社会保険のない個人事業主扱いです。

今の時代を考慮すると講師職は副業としての相性は抜群ですが、以下の理由から本業でやることはオススメできません。

  • 講師として稼げる年収は600万〜700万程度
  • 個人事業主ではあるが、なんちゃってサラリーマンに近く、個人の裁量で仕事できるわけではない
  • 教材準備、受講生からの質問問い合わせ対応も多く、意外と自由な時間が少ない

結局、報酬と業務実態は普通のサラリーマンと大差ないが、雇用形態だけ業務委託では全くリスクに見合っていないと感じていました

本業としてやっていくには、やはりここが一番のネックです。

ただし、今の時代、副業として講師をやるなら最高であること強調しておきたいと思います。

本業を講師一本でやっていくには魅力がありませんが、やり方次第ではまだまだ夢のある仕事です。

不規則な勤務時間で疲弊

予備校講師は基本的にはカレンダー通りの休みはとれません。
土日・祝祭日の出勤はとても多い職業です。

また、勤務時間もものすごく不規則です。

こんな生活を続けていると体調を崩しますし、何より一般人と予定を合わせにくくて色々と不都合が生じます。

そうは言っても、出来高制であるため休日の出勤を削っていくとどんどん収入が減少していきます。

本業としてやっている場合は、やりたくなくてもやらざるを得ないのです。

予備校講師をやっていた頃は、ちょうど結婚してこどもが産まれるような時期だったので、このままの状態でいることはありえないと思っていました。

授業だけを続ける人生が嫌になった

すべからく全ての教員・講師は教えること(授業)がメインの仕事です。

しかし、私は実は授業をひたすらこなすことはあまり好きではなく、どちらかというとカリキュラム策定や教材作りなどのモノ作りの仕事の方が好きだったのです。


ファーストキャリアで教職を選択した方は、しばらく働いていく中で、こうした「己の本心」に気が付いてしまう方も多いと思います。

こうなってしまうと、もう辞め時です。

というのも、教職はどこまでいっても結局は教えることから逃れることができないからです。

唯一のメリットのはずの年収が上がらない

少子化なので業界はシュリンクしている

かつての予備校講師業はある程度のリスクはありながらも、一攫千金の夢がある希望のもてる仕事でした。

しかし、現在の大少子化時代において一攫千金などまったく期待できません

予備校業界のking of kingである代ゼミですら講師を含む職員を大リストラする時代なのです。

年収は当時もらっていた600万程度から毎年全く上がらなく、また将来的にも上がる見込みもないことがわかってきました。

この程度の年収なら他の業界・職種でも十分稼げる

教師・講師職は、20代までは他業界・他職種に比べて高めの年収ですが、30代以降は逆転される傾向にあります。

実際、他の業界に勤めている友人は、転職して新しい仕事をするとか、キャリアアップして年収を上げていく、といったことを次々と達成している状況でした。

ますますモチベーションが下がるとともに焦りも感じていましたが、それ以上に、こんなにリスクを取りながらも続けるメリットが全くないと思いました。

たかだか年収600万しか稼げないのであれば、他の業界や他の職種で地に足のついたキャリアを積んでいけば、安全にもっと稼ぐこともできると思ったということです。

長くなってしまいましたが、以上のような理由で、私はこれまで続けていた大学教員・予備校講師のキャリアから足を洗うことを決意したのです。

予備校講師から足を洗うには?

モチベーションも下がり、長くは続けられないと感じるようになったタイミングから、真剣にどのようなキャリアパスがあるのか?を検討するようになりました。

あくまでも私の所属していた予備校のケースとなりますが、同僚の講師や諸先輩方からヒアリングし、どのようなキャリアがありうるのかを調査したところ、概ね以下の6パターンのキャリアパスがあるように思えました。

塾・予備校講師その後
  • パターン1
    スター講師になる
    業界が縮小しても、リスクがあっても、ごくごく一部の先生は数千万プレイヤーになることができます。
    スター講師になれるのであれば、もはや売れている芸能人と似たようなものなので、足を洗う必要はありません。
  • パターン2
    起業
    授業と授業の間の時間をうまく活用して、大小様々なビジネスを行うツワモノの先生が一定数いました。
    予備校講師は副業としてはとても相性がよいので、きちんと自分の事業をもって事業を拡大させていくことができる人にはおすすめです。
  • パターン3
    正規教員として転職
    何らかの手段で大学の正規教員へ転職したり、教員免許をもっているなら公教育の正規教員に転職するという手もあります。
    また、所属している予備校に社員登用の制度がある場合、そこの正社員講師になることで一応足を洗う(?)先生もいます。
  • パターン4
    一般企業へ転職
    30代までの先生であれば、これが最も現実的な足の洗い方です。
    転職先さえ決まれば、教師・講師業から足を洗うことができます。
  • パターン5
    (食える)資格・免許系職種に就く
    予備校講師には司法試験崩れや医学部受験などの難関資格を目指すためのツナギとしている人がものすごく多いです。
    一部の先生は本懐を成し遂げ、この仕事から足を洗っていきます。
  • パターン6
    公務員へ転職
    年齢的な理由などから一般企業への転職がどうしても難しい場合、最後の手段が公務員への転職です。
    実は公務員は公務員試験を突破しさえすれば、一般企業よりも転職しやすく、近年はオーバーエイジ枠(社会人経験者採用枠)も用意されているため、高齢受験生にも寛容な転職先です。
    経歴がメチャクチャかつ年齢的にどうしょうもなくなっている場合、公務員になって足を洗いましょう。

当時の私はパターン4の一般企業へ転職の選択肢一択でした。

その後の転職体験談は以下の記事に続きます。

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