🧐 地方上級とは
地方上級(都道府県庁・政令指定都市職員)は、広域的な自治体行政を担う幹部候補生です。地域全体の発展に関わるスケールの大きな仕事や、国と市町村の調整役としての業務など、ダイナミックな活躍が期待されます。
主な特徴
- 地域全体の未来をデザインする
- スケールの大きなプロジェクトに関われる
- 多様な部署を経験するゼネラリスト
- 地元に貢献できる
💼 地方上級の仕事内容
広域行政・調整
複数の市町村にまたがる道路の整備や治水事業、産業振興など、広域的な視点が必要なプロジェクトを担当します。
政策企画・立案
地域の課題(少子高齢化、防災、観光など)を解決するための独自の条例や政策を立案します。
窓口・許認可業務
企業への許認可や、NPO法人への助成など、専門性の高い窓口業務を行います。直接住民と接する機会は市役所に比べると少なめですが、企業や団体との折衝が多くなります。
📝 試験の内容と傾向
一般的に「地方上級」と呼ばれますが、試験名称は自治体により「I類」「A区分」など異なります。
試験の構成
- 筆記試験: 教養試験(数的処理・文章理解など)に加え、専門試験(法律・経済・政治など)が課されるのが一般的です。
- 論文試験: 地域課題に関する論文や自己PRなど。
- 面接試験: 個別面接のほか、集団討論(グループディスカッション)やプレゼンテーションを行う自治体が増えています。
近年では、民間企業志望者も受験しやすいよう「教養試験のみ」や「SPI利用」の枠を設ける自治体も増えています。
💰 年収・待遇モデル
平均年収は約650万円前後です。特に東京都や大阪府、政令指定都市などは給与水準が高く、平均年収が700万円近くになることもあります。
地域手当の割合が高いため、都市部の自治体ほど年収が高くなる傾向にあります。福利厚生も非常に充実しており、長く安心して働ける環境が整っています。