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SCOA適性検査で確認したい問題の型

SCOA適性検査で確認したい問題の型

SCOA適性検査の案内が届いた人向けに、自分が受ける検査と尺度の確かめ方、受検者がつまずきやすい点、論理・常識・英語の例題で見る解き方の手順を、公式資料をもとに整理します。

この記事は SCOAとは?公務員試験の出題内容・SPIとの違い・対策を解説【2026年版】 の総合ガイドの一部です。

SCOA適性検査は、検査の種類と実施される尺度によって準備する範囲が変わります。そのため、まず受検範囲を絞り、次に出題の型ごとに「どの条件から手をつけるか」という判断の順番を練習するのが要点です。この記事は、SCOAの受検案内が届いた人に向けて、受検前に確かめることと、当サイトの例題を使った解き方の流れをまとめたものです。当サイトは提供元の日本人事試験研究センターとは提携していません。引用した公式資料は、いずれもこの記事の公開日に確認しました。

SCOA適性検査とは何を測る検査か

提供元の公式サイトでは「SCOA総合適性検査」という名称が使われています。SPIとの違いや公務員試験の中での位置づけは、SCOAとは?出題内容やSPIとの違いの解説で詳しく扱っています。この記事ではそれらは要点だけにとどめ、受検前の確認と解き方の手順に絞ります。

開発の目的と検査の種類

公式サイトは、開発の目的を次のように説明しています。

「SCOA総合適性検査は、一人ひとりの個性を理解し、持ち味を生かすことを目的として、1985年に開発されました。」 (出典:https://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa/index.html 、記事の公開日に確認)

公式サイトでは、SCOA-A、SCOA-i、SCOA-Bと検査ごとにページが分かれています。さらに、自治体の採用案内には、事務能力検査のSCOA-Cを組み合わせる例もあります(後述)。「SCOA」とひとまとめに呼ばれていても、中身は1つの試験ではありません。

SCOA-iについて、公式サイトは次のように書いています。

「基礎能力 SCOA-iは、近年(2000年以降)の心理学や脳神経科学的な研究に基づき、基本的認知能力(知能)の個人差を測定するために開発されたWebテストの適性検査です。」 (出典:https://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa-i/index.html 、記事の公開日に確認)

同じ「基礎能力」という名前が付いていても、SCOA-iはSCOA-Aとは成り立ちが別の検査だということが分かります。

基礎能力検査SCOA-Aで出る尺度

公務員試験でよく話題になるのはSCOA-Aです。公式サイトは、SCOA-Aが測るものを次のように説明しています。

「基礎能力 SCOA-Aは、素質的なものと学習されたものとの全体としての知的能力を測定しています。」 (出典:https://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa-a/index.html 、記事の公開日に確認)

当サイトがこの公式ページで確かめたところ、尺度は言語・数理・論理・常識・英語の5つでした。各尺度でどんな型が出るかは、市販の対策教材の目次を当サイトで調べた範囲で、次のように整理できます。

尺度 対策教材の目次で見られる主な型
言語 言葉の意味(熟語・慣用句・故事成語・漢字の読み・対義語など)、長文読解(空欄に入る言葉、作者の言いたいこと)
数理 四則計算、方程式と不等式、数列、数的推理(濃度算・水槽算・図形など)
論理 サイコロ、推論、判断推理(道順の組合せ・年齢算・時計など)
常識 社会と理科(内容は常識の節で説明)
英語 単語の意味、前置詞や関係代名詞の空欄補充など

「知的能力」とひとまとめに書かれていても、実際には知識で答える尺度と、手順で答える尺度が混ざっています。この違いが、後の例題の節で見る練習の仕方の違いにつながります。

自分が受けるのはSCOAのどの検査か?

SCOAの案内が届いても、それだけで自分の受ける検査が分かるとは限りません。案内には「総合適性検査」「テストセンター」としか書かれていないこともあります。当サイトが集めた受検者の声でも、「SCOAなのかSPIなのか」「SCOA-AとSCOA-Cのどれなのか」「科目構成や時間の内訳はどうなっているのか」が分からないという悩みが上位に入っていました。また当サイトが募集要項を集めた範囲では、SCOA-Aのような公式の検査名は、自治体の案内にはふつう出てきません。

案内の書き方から検査と尺度を確かめる

案内を読むときは、上の図のとおり、検査名→尺度→時間の順に確かめます。最初に検査名を押さえるのは、SCOA-AとSCOA-Cでは練習の中身がまったく違うからです。また、検査名が分からないと、次の尺度の記載も読み取れません。尺度を見れば、SCOA-Aの中でどこまで出るかが決まります。時間は最後に、尺度の数と合わせて読みます。

案内の表記 ここから分かること まだ分からないこと
総合適性検査 適性検査を使う枠であること SCOAかどうか、検査名、尺度
テストセンター 会場のパソコンで受けること 検査名、尺度
SCOA SCOAの系統であること A・C・iのどれか、尺度
SCOA-A+SCOA-C 基礎能力と事務能力の両方を受けること SCOA-Aの尺度が省かれているかどうか

当サイトの講義資料で取り上げた例では、2025年度の沖縄県の大卒区分で「教養試験, SCOA, 専門試験」と並べて書かれていました。この書き方から、SCOAが使われることは分かります。しかし、AかCか、どの尺度が出るかまでは読み取れません。

自治体によって尺度が省かれる例

当サイトが自治体の採用案内を調べた時点では、尺度や検査の組み合わせに次のような違いがありました。

  • 豊橋市:言語・数理・論理だけで、常識と英語は含まれない
  • 習志野市・越谷市:SCOA-AとSCOA-Cの両方を実施する

同じ「SCOA」でも、豊橋市の例なら常識と英語に時間を割く必要がありません。一方、習志野市・越谷市の例ならSCOA-Cの記憶・照合の練習が加わります。尺度や検査の違いが、そのまま勉強量の違いになるわけです。なお、これらは調べた時点の案内で、年度によって変わることがあります。

受検方式と試験時間はどう確かめればよいか?

当サイトが公式ページを確認した範囲では、実施方式はマークシート、テストセンター、自宅から受ける方式の3通りです。試験時間は、公式のSCOA-Aページ(https://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa-a/index.html 、記事の公開日に確認)の検査概要では45〜60分と幅を持たせて書かれており、同じ公式資料の比較表では60分とされています。

確かめる項目 当サイトの確認内容 読み方
実施方式 マークシート/テストセンター/自宅から受ける方式 案内の「テストセンター」は会場のパソコンで受ける方式
SCOA-Aの時間(公式) 検査概要と比較表で書き方が違う(上の本文のとおり) 公式資料の中でも幅がある
自治体の案内例 大分市の高卒程度は、SCOA-Aを比較表より短い時間で案内 比較表より短い実施がある

当サイトは、60分は5尺度すべてを実施する場合で、45分は一部の尺度を省いた実施ではないかと推定しています。ただし、公式にそう書かれているわけではありません。「45分なら尺度が省かれている」とは言い切れない点に注意してください。

受検者はどこでつまずきやすいのか?

当サイトは、公開されている投稿から受検者本人の声を集めて調査しました。対象は、Yahoo!知恵袋の質問38件(質問本文と質問日時を各ページで確認)、noteと個人ブログ11件、Xの個人投稿1件の計50件です。この一次の声50件を、悩みの型ごとに数えました。就活メディアの記事1件と予備校のnote1件は本人の声ではないため、参考扱いとして数に入れていません。1件の声が複数の型に当てはまることがあるため、件数の合計は50件と一致しません。

それぞれの悩みに、この記事のどこが対応するかを整理します。

悩みの型 この記事で対応する箇所
時間が足りない・最後まで解き切れない 「受検方式と試験時間」の節、対策の順番の4
本番でどんな問題が出るか分からない・問題集と本番が違う・今の問題集で足りるのか 例題の節、FAQ(実際の問題の公開)
受ける試験の種類が分からない 「自分が受けるのはSCOAのどの検査か?」の節
ボーダー・点数・合否の基準が分からない(何割で通るか、空欄は不利か) 公式資料で確かめられる材料がないため扱いません
出題範囲が広い(理科・社会・英語まで。社会人はブランクがあってなおさら) 自治体の尺度の例、対策の順番の3
SCOA-Cの記憶・照合が難しい FAQ(SCOA-iやSCOA-C)
テストセンターの形式・会場・予約に不慣れ 「受検方式と試験時間」の節

この記事で解ける問題の一覧です。

分野 単元 問題数
論理 推論(結論) 3
論理 場合の数 3
常識 公民 3
英語 空欄補充(前置詞) 3

例題で解き方の手順を確かめるには?

ここからは当サイトの公開済み例題を使って、SCOA-Aの論理・常識・英語の解き方を確かめます。本番の問題を練習に使えない事情はFAQで説明します。見てほしいのは正解そのものより、どの条件から手をつけ、どこで選択肢を絞るかという判断の順番です。言語と数理は、この記事では扱いません。

論理:推論は位置が決まる条件から置く

推論の問題は、条件を上から順に読むより、位置が動かない条件を先に置くほうが速く正確に解けます。並びや順位が決まる条件を置いたら、残りの条件で場合を書き出します。最後に、各選択肢を書き出したすべての場合に当てはめます。当サイトが対策教材の目次を調べた範囲でも、論理の推論には「誤りの結論を選ぶ問い」と「断定できない結論を選ぶ問い」の両方がありました。問われ方によって確かめ方が変わるので、次の問題を続けて見ます。

例題1(論理・推論(結論))

分野: 論理 単元: 推論(結論)

問題文 A〜Eの5人の身長を比べた。同じ身長の人はいなかった。次のことがわかっている。 ・Cは、Dの次に背が高い。 ・BはEより背が高い。 ・Eは、Aの次に背が高い。 ・CはEより背が高い。

このとき、正しいとも誤りとも断定できないものはどれか。

選択肢

  1. AはCより背が高い
  2. Aは4番目に背が高い
  3. EはDより背が高い
  4. Bは2番目に背が高い
  5. DはBより背が高い

正答: 5(DはBより背が高い)

解説 並びの形が決まる「Cは、Dの次に背が高い」から置き、残りの条件で場合を分ける。 条件をすべて満たすのは次の2通り。場合ア:B→D→C→A→E(背の高い順)/場合イ:D→C→B→A→E(背の高い順)。 成り立つ場合と成り立たない場合の両方があるのは「DはBより背が高い」だけである。

R4-006は「DとCの並び」が決まる条件から入りました。次のR4-009は、順位そのものが決まる条件から入ります。手がかりの形は違っても、最初に動かない部分を置く点は同じです。

例題2(論理・推論(結論))

分野: 論理 単元: 推論(結論)

問題文 A〜Eの5個の箱の重さを比べた。同じ重さの箱は無かった。次のことがわかっている。 ・CはEより重い。 ・BはCより重い。 ・Dは重いほうから3番目である。

このとき、正しいとも誤りとも断定できないものはどれか。

選択肢

  1. EはDより重い
  2. Eは2番目に重い
  3. AはEより重い
  4. BはDより重い
  5. EはBより重い

正答: 3(AはEより重い)

解説 順位の決まる「Dは重いほうから3番目である」から置き、残りの条件で場合を分ける。 条件をすべて満たすのは次の4通り。場合ア:A→B→D→C→E(重い順)/場合イ:B→A→D→C→E(重い順)/場合ウ:B→C→D→A→E(重い順)/場合エ:B→C→D→E→A(重い順)。 成り立つ場合と成り立たない場合の両方があるのは「AはEより重い」だけである。

R4-006とR4-009は、「断定できない」ものを選ぶ問い方でした。次のR4-010は「必ず誤っている」ものを選ぶ問い方です。書き出した場合のどれか1つで成り立てば候補から外れる、という点が逆になります。

例題3(論理・推論(結論))

分野: 論理 単元: 推論(結論)

問題文 A〜Eの5個の箱の重さを比べた。同じ重さの箱は無かった。次のことがわかっている。 ・DはEより重い。 ・Eは重いほうから2番目である。 ・CはBより重い。

このとき、必ず誤っているものはどれか。

選択肢

  1. DはBより重い
  2. DはAより重い
  3. CはAより重い
  4. Bは3番目に重い
  5. Cは4番目に重い

正答: 4(Bは3番目に重い)

解説 「Eは重いほうから2番目である」を手がかりに並びを置き、ほかの条件に合う並びを書き出す。 条件をすべて満たすのは次の3通り。場合ア:D→E→A→C→B(重い順)/場合イ:D→E→C→A→B(重い順)/場合ウ:D→E→C→B→A(重い順)。 必ず成り立たない文は「Bは3番目に重い」だけである。

論理:条件の重なりから候補を絞る

複数の条件に同じ人物が繰り返し出てくる問題では、すべての場合を書き出す前に、条件どうしが重なる部分を探します。重なりを取り出すと候補が一気に減り、残りの条件1つで決まることがあります。

例題4(論理・場合の数)

分野: 論理 単元: 場合の数

問題文 アキ・ケイ・サキ・トモ・ユウの5人が1人1つずつ帽子をかぶり、帽子の色は赤・青・白・黄・緑が1つずつで重複しない。次の条件から、ユウの帽子の色はどれか。 ・トモ・ユウ・アキの帽子の色は黄・白・緑の3色である。 ・ユウ・ケイ・トモの帽子の色は白・赤・緑の3色である。 ・ユウの帽子は白ではない。

選択肢

  1. 黄
  2. 青
  3. 白
  4. 赤
  5. 緑

正答: 5(緑)

解説 2つの3人組に共通する人物はユウとトモ。共通する色は緑と白。 ユウは白ではない。したがってユウの色は緑。

前の節の推論とは違い、この型は問われている人物にたどり着けば十分です。ほかの人物の色まで確定させる必要はありません。

論理:場合の数と間隔の数え方

数える問題では、条件をばらばらの部分に分けて、それぞれを数えてから組み合わせます。端や両側の扱いを最後に確かめると、数え落としや数えすぎを防げます。

例題5(論理・場合の数)

分野: 論理 単元: 場合の数

問題文 アキとケイを含む区別できる6人を1列に並べる。 ・アキとケイを両端に置く。左右の入れ替えは認める。 条件を満たす並べ方は何通りか。

選択肢

  1. 4通り
  2. 48通り
  3. 26通り
  4. 120通り
  5. 2通り

正答: 2(48通り)

解説 アキとケイの左右は2通り。 残り4人を並べると4×3×2×1=24通り。合わせて48通り。

例題6(論理・場合の数)

分野: 論理 単元: 場合の数

問題文 長さ91mのまっすぐな道の片側に、13m間隔で木を植える。 ・道の両端にも1本ずつ植える。 必要な木は何本か。

選択肢

  1. 8本
  2. 6本
  3. 14本
  4. 13本
  5. 7本

正答: 1(8本)

解説 長さを間隔で割ると91÷13=7個の間隔。 直線では両端にも植えるので8本。

R5-015とR5-017はどちらも、「端」の扱いで答えが変わります。R5-015では端に置く人の入れ替え、R5-017では端にも植えるかどうかが分かれ目です。問題文の端に関する条件には、先に印を付けておくと見落としを防げます。

常識:公民は対になる用語で整理する

当サイトが対策教材の目次を調べた範囲では、常識は社会(地理・歴史・公民)と理科(生物・化学・地学・物理)の問題が中心でした。社会はほぼ全問が知識問題で、理科は化学・物理に計算が入り、生物・地学はほとんどが知識問題です。手順で解く論理とは違い、公民は覚え方そのものが得点に直結します。似た用語を1つずつ覚えるより、対になる用語や段階の流れでまとめて覚えるほうが、選択肢で迷いにくくなります。

例題7(常識・公民)

分野: 常識 単元: 公民

問題文 選挙の基本原則のうち、だれに投票したかを他人に知られないようにする原則はどれか。

選択肢

  1. 秘密選挙
  2. 制限選挙
  3. 平等選挙
  4. 直接選挙
  5. 普通選挙

正答: 1(秘密選挙)

解説 選挙の四原則は、普通(だれが投票できるか)・平等(一票の重さ)・直接(だれが選ぶか)・秘密(投票の内容を守る)。

同じ選挙の単元でも、K3-009は原則の名前を選ぶ形、次のK3-010は制度の性質について正誤を見る形です。名前だけでなく、その制度で何が起こるかまで覚えておく必要があります。

例題8(常識・公民)

分野: 常識 単元: 公民

問題文 選挙制度について述べた文として、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 小選挙区制は、小さな政党でも多くの議席を得やすい。
  2. 比例代表制は、政党の得票数に応じて議席を配分する制度である。
  3. 小選挙区制では、当選者以外に投じられた死票が多くなりやすい。
  4. 比例代表制は、小さな政党も議席を得やすい。
  5. 小選挙区制は、1つの選挙区から1人の代表を選ぶ制度である。

正答: 1(小選挙区制は、小さな政党でも多くの議席を得やすい。)

解説 1人しか当選しないと、票を集めやすい大きな政党が勝ちやすい。小さな政党が議席を得やすいのは、得票の割合で議席を配る比例代表制のほう。

例題9(常識・公民)

分野: 常識 単元: 公民

問題文 日本の裁判で、第一審の判決に不服がある場合に、上級の裁判所に裁判のやり直しを求めることを何というか。

選択肢

  1. 起訴
  2. 控訴
  3. 再審
  4. 上告
  5. 和解

正答: 2(控訴)

解説 三審制の段階を図にして考える。第一審→(控訴)→第二審→(上告)→第三審。

英語:前置詞は後ろの形で決める

前置詞の空欄補充は、日本語訳の印象で選ぶと迷いやすい型です。空欄の直前にある動詞と、直後が「名詞」なのか「数量」なのか「名詞+分詞」なのかを先に見て、その形に合う用法を当てはめます。単語の意味や関係代名詞の空欄補充、和文英訳の選び方まで含めた英語の練習は、SCOA英語の練習で見るべき点で扱っています。

例題10(英語・空欄補充(前置詞))

分野: 英語 単元: 空欄補充(前置詞)

問題文 次の英文の空所 [A] に入る語として、最も適切なものを選びなさい。 We discussed the plan [A] a cup of coffee.

選択肢

  1. under
  2. across
  3. through
  4. into
  5. over

正答: 5(over)

解説 over には「(飲食など)をしながら」という用法がある。over a cup of coffee、over dinner のように使う。 知らないと迷うが、他の 4 つはいずれも位置や移動を表す語で、a cup of coffee と組んで意味の通る文にならない。

例題11(英語・空欄補充(前置詞))

分野: 英語 単元: 空欄補充(前置詞)

問題文 [A] に入る前置詞として最も適切なものはどれか。 The price of the ticket went up [A] 10 percent.

選択肢

  1. with
  2. for
  3. by
  4. of
  5. on

正答: 3(by)

解説 went up(上がった)の後ろで、どれだけ上がったかという差の大きさを言うのは by。 名詞の形にすると an increase of 10 percent のように of を使うので、of と混同しやすい。動詞 go up の後ろは by。

E2-024とE2-025は、選択肢の顔ぶれが一部重なっています。意味だけで選ぶと取り違えやすいので、空欄の後ろの形を見てから選択肢を絞る順番を守ると安定します。

例題12(英語・空欄補充(前置詞))

分野: 英語 単元: 空欄補充(前置詞)

問題文 英文の意味が通るように、[A] に入る語を選びなさい。 She was listening to him [A] her eyes closed.

選択肢

  1. by
  2. with
  3. in
  4. of
  5. from

正答: 2(with)

解説 [A] の後ろが her eyes closed(目が閉じられた)という「名詞+過去分詞」の形。この形をとって「〜を…した状態で」を表すのが付帯状況の with。 with his arms folded(腕を組んで)、with the window open(窓を開けたまま)も同じ形。

対策はどの順番で進めればよいか?

進め方は次の順番がおすすめです。

  1. 受ける検査と尺度を決める(「案内の書き方から検査と尺度を確かめる」の手順)
  2. その検査の出題の型をひととおり解く
  3. 点を落とした尺度を優先して練習する
  4. 時間を計って解く

この順番には理由があります。1が決まらないまま2へ進むと、出ない尺度に時間を使ってしまうおそれがあります。2を4より先にするのは、型を知らないまま時間を計っても、遅い原因が知識不足なのか手順の迷いなのか見分けにくいからです。3では、2で解いた結果をもとに、受ける尺度の中で点を落としたものから手をつけます。

4の時間の使い方は、公式の回答時間の確かめ方や後回しにする判断の型を扱ったSCOAで時間が足りないときの解き進め方が参考になります。2で使う教材を選ぶときは、品質の見方と検査型ごとの確認ポイントをまとめたSCOA問題集の選び方を参照してください。2をすぐに試したい場合は、当サイトの無料体験版も使えます(内容はFAQで説明します)。

FAQ

SCOAの実際の問題は公開されていますか?

公開されていません。そのため、本番の問題を集めた「過去問」というものは存在しないことになり、当サイトもその言い方はしていません。準備は、出題の型をつかむ練習で進めることになります。この記事の例題の節は、そのための材料として用意したものです。

SCOAの問題数は公表されていますか?

提供元は問題数を公表していません(記事の公開日に公式ページを確認)。受検者の投稿には具体的な問題数を書いたものもあります。しかし、公式の数字ではないため、この記事では使っていません。公表されていない数字を前提に時間配分を組むと、本番で前提が外れたときに立て直しにくくなります。

SCOA-iやSCOA-Cの対策はSCOA-Aと同じでよいですか?

同じとは限りません。冒頭の引用のとおり、SCOA-iは別に開発されたWebテストです。そのため、SCOA-Aの練習がそのまま当てはまるとは言えません。SCOA-Cについては、当サイトの受検者の声の調査で「記憶問題(表を覚える問題)と照合が難しく、情報が少ない」という声が目立ちました。教材や情報が少ないとはっきり書いた声は5件あり、その多くがSCOA-Cについてのものでした。

当サイトの練習問題も、検査ごとに分けています。空間(投影・展開図・正多面体)の問題はSCOA-iやSCOA-i2向けの練習として扱い、SCOA-Aの体験版からは外しています。受ける検査が決まったら、その検査の型に合わせて練習を分けるのが無理のない進め方です。

無料の体験版では何ができますか?

当サイトのSCOA体験版では、SCOA-Aの5尺度から出題される20問を、約10分で解けます。登録は不要で、受験から採点まで受けられます。ただし、体験版で分かるのはSCOA-Aの出題の型までです。自分がどの検査や尺度を受けるかを教えてくれるものではありません。

編集方針と更新方針

冒頭に記したとおり、当サイトは提供元と提携していません。この記事で引用した公式資料は次のページで、いずれもこの記事の公開日に確認しました。

自治体ごとの尺度や時間の例は、当サイトが調べた時点の採用案内に基づいています。公式ページの記載は毎年見直します。各自治体から新年度の受験案内が出た場合は、その時点で尺度の例を見直します。開発目的、尺度、試験時間、実施方式の記載に変更があれば、本文と図、確認日を更新します。例題はすべて当サイトのオリジナル問題です。

SCOA-Aの出題の型をひととおり試したい場合は、SCOA 体験版を利用できます。

SCOAとは?公務員試験の出題内容・SPIとの違い・対策を解説【2026年版】 の全体像はこちら →

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