2 科目ごとの見本問題 この冊子で2問以上出ている科目から、1問ずつ載せています。正答は開いて確かめられます。
政治 政治の問題(No.1) 我が国の国会に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1 常会(通常国会)は1月及び9月の年2回召集される国会で,1月の常会では補正予算や外交事項を,9月の常会では来年度の予算や国政上必要な議事を審議する。 2 法律案に対する衆議院と参議院の議決が一致しないときは,二院制であることの意義をふまえ,廃案として処理される。 3 内閣は,衆議院が内閣不信任決議案を可決又は信任決議案を否決したときは,10日以内に,総辞職するか,衆議院を解散しなければならない。 4 国会議員には不逮捕特権が認められており,院外で現行犯逮捕された場合でも,国会の会期中は釈放されなければならない。 5 衆議院議員の選挙は大選挙区制を,参議院議員の選挙は小選挙区制を採用している。 正答を見る 正答は 3 です。
経済 経済の問題(No.3) 次のA〜Dは我が国の経済に関する記述であるが これらを時代の古いものから順に並べたものとして最も妥当なのはどれか。
A:内需拡大の一環として行われた金融緩和などをきっかけに 株式や不動産などの資産価格が暴騰し バブル経済と呼ばれる好景気となった。
B:高度経済成長の時代に入り 年平均の実質 GDP 成長率は 10%前後に達するなか 国民所得倍増計画が発表された。
C:プラザ合意をきっかけに 米ドル高が是正され円高が急激に進行したため 我が国の輸出産業は大きな打撃を受け 円高不況に陥った。
D:石油輸出国機構(OPEC)による原油価格引上げをきっかけに 第 1次石油危機が起こり 物価の上昇が激しくなるとともに 深刻な不況に陥った。
1 B→A→C→D 2 B→C→D→A 3 B→D→C→A 4 D→B→A→C 5 D→C→B→A 正答を見る 正答は 3 です。
日本史 日本史の問題(No.10) 次のA〜Dは6世紀から 11世紀における我が国の文化に関する記述であるが,これらを時代の古いものから順に並べたものとして最も妥当なのはどれか。
A:唐の文化を我が国の風土に適合させた貴族中心の洗練された文化が隆盛を迎えた。優美な和歌が数多く詠まれるようになり 『古今和歌集』が編纂された。
B:遣唐使がもたらした海外情報や文物の影響もあり,国際色豊かな文化が隆盛を迎えるとともに,鎮護国家思想の下,仏教が栄えた。東大寺など南都七大寺が平城京に建立された。
C:朝廷が仏教を積極的に導入したことから,仏教が大きく発展した。飛鳥寺や法隆寺など多くの寺院が近畿地方に建立された。
D:唐で学んだ空海は真言宗を我が国に伝え,高野山に金剛峯寺を開いた。彼は加持祈禱により現世利益が得られるとする密教を説いた。
1 B→C→D→A 2 B→D→A→C 3 C→B→A→D 4 C→B→D→A 5 C→D→B→A
正答を見る 正答は 4 です。
文学・芸術 文学・芸術の問題(No.14) 次のA,B,Cは,19世紀から 20世紀初頭に活躍した音楽家に関する記述であるが,該当する音楽家の組合せとして最も妥当なのはどれか。
A:ドイツの作曲家であり,音楽理論家。音楽・文学・演劇などあらゆる要素を総合した「総合芸術」を目ざして楽劇を創始し,独自の世界を築いた。作品には『タンホイザー』『トリスタンとイゾルデ』『ニーベルングの指環』などがある。
B:チェコの作曲家。スメタナの意図を受け継いでチェコの民族主義音楽を世界的に広めた。作品には『スラブ舞曲』『新世界より』『アメリカ』などがある。
C:イタリアの作曲家。美しい旋律と技巧的な歌声を特徴とする伝統的なイタリア・オペラの特徴を生かしつつ,物語と音楽の一体化をめざした。作品には『椿姫』『アイーダ』などがある。
A B C
1 ヴァーグナー ドヴォルジャーク ヴェルディ 2 ヴァーグナー マーラー ドヴォルジャーク 3 ヴェルディ ムソルグスキー ドヴォルジャーク 4 マーラー ムソルグスキー ヴェルディ 5 マーラー ドヴォルジャーク ヴァーグナー 正答を見る 正答は 1 です。
数的推理 数的推理の問題(No.17) 直角三角形の花壇をつくるのに,直角を挟む2辺の長さの和が 30m になるようにしたところ,面積は 108mになった。この二つの辺について,短いものと長いものの比はどれか。
1 1:2 2 1:3 3 2:3 4 2:5 5 3:4
正答を見る 正答は 3 です。
生物 生物の問題(No.22) 次は植物における水の吸収と移動に関する記述であるが,A〜Dに当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。
植物の生活に必要な水は根から吸収される。水は根から地上器官に移動して,葉から蒸散する。土壌中の水は表皮細胞から吸収され,次々に内側の細胞に移動していくが,それには細胞の
A が関与している。根の中心部に達した水は,維管束の B に移動し,地上部に運ばれる。水が根から葉へ移動するには,吸収した水を押し上げる圧力,つまり C がはたらいている。また,水分子は互いに離れにくい性質をもつため,水は根から葉まで切れ目なくつながっており,葉からの蒸散が起こると,それに応じて根から水が吸収される。蒸散などによって植物体内の水分が減ると,孔辺細胞の膨圧が D 形が変化する。その結果,気孔が閉じて蒸散が抑えられる。
A B C D
1 根 圧 道 管 浸透圧 上がり 2 根 圧 師 管 浸透圧 下がり 3 浸透圧 道 管 根 圧 下がり 4 浸透圧 師 管 根 圧 下がり 5 浸透圧 師 管 根 圧 上がり 正答を見る 正答は 3 です。
文章理解 文章理解の問題(No.25) 次の文の内容と合致するものとして最も妥当なのはどれか。
年表は まずどういった歴史的事象に関するデータをどのように表現し それを何の項目のもとに配列するのか ということが重要となる。
また 年表を読むということは 歴史的事象の間に関係性を読むこと つまり意味づけることだ,と言える。これは別の角度から見れば 年表という形式を持った暦象データの配列を通して それぞれの歴史的事象の持つ「意味」を読みとることである。意味というものは価値中立的ではあり得ない。一見客観的に見える年表でも この価値観というものから自由であるわけではない。年表は意図的に作られるのである。
﹅﹅
こういうことを言うと では年表に書かれていることはウソや間違いやねつ造だというのか と
﹅﹅
言う人が必ずいる。そう言っているわけではない。確かに 間違いもあるかもしれない。ねつ造が紛れ込んでいるやもしれぬ。記述が価値中立的とは言い難い場合もないとは言えない。そうした問題があるかもしれないが しかしここで述べているのは まず年表を作成するという行為自体 ある歴史観を前提にしなければ成立しない ということを言いたいだけなのである。
従来型の年表 つまり我々が慣れ親しんできた年表というものは ある特定のイデオロギーとまで言わなくても ある歴史観に基づいて構成されたものである。つまり あるストーリーが最初にあって そのストーリーに沿って暦象データが配列されてできたものだ。
例えば 織田信長の軍が桶狭間で今川義元の大軍を襲い圧勝した。その結果 信長が一気に勢力を拡大し 後の信長・秀吉・家康と天下統一が進められた ということは恐らくほとんどの日本人ならば知っている話である。しかし 実際に事実として言えることは 桶狭間の戦いが 1560年で,その後 織田信長が明智光秀に本能寺で殺されたのが 1582年 1600年に関ヶ原の戦いがあったこと。1598年に豊臣秀吉が死んだこと。1603年に家康によって江戸幕府が設立されたこと等々であるに過ぎない。
1 年表は 作成する際にある歴史観が入りこまざるを得ず 価値観というものから逃れられない。 2 年表を読むということは 歴史的事象が正しく配列されているかどうかを検証する作業を伴う。 3 歴史的事象を客観的に並べたものが年表であり 先入観をもたず年表を読めば判断を誤ることはない。 4 従来型の年表では 作成に当たって何らかの歴史観が入りこんできていたが 今後は価値観にとらわれない年表が求められている。 5 信長・秀吉・家康が天下統一を進めたことは 歴史的事実に裏付けられており それを否定するような年表をつくることはできない。
正答を見る 正答は 1 です。
判断推理 判断推理の問題(No.33) A〜Dの4人でハイキングに行った。それぞれ,お茶,ジュース,スポーツドリンク,水のうち,いずれか異なる飲み物を一つずつ持っていた。この4人が山頂に到着した順番について,次のことが分かっているとき,確実にいえるのはどれか。ただし,同着はいないものとする。
○ Aは,ジュースを持っていた者よりも後に到着した。
○ スポーツドリンクを持っていた者は,3番目に到着した。○ Cは,4番目に到着した。
○ Dは,Aよりも後であったが,水を持っていた者よりも先に到着した。
1 Aは,3番目に到着した。 2 Aは,お茶を持っていた。 3 Bは,スポーツドリンクを持っていた。 4 Cは,ジュースを持っていた。 5 Dは,2番目に到着した。 正答を見る 正答は 2 です。
資料解釈 資料解釈の問題(No.47) 表は, 三大海洋及び全海洋の深さ別の面積割合等を示したものであるが, これから確実にいえるのはどれか。
( % ) 太 平 洋 ( % ) 大 西 洋 ( % ) イ ン ド 洋 ( % ) 全 海 洋 0 - 2 0 0 深 さ の 範 囲 ( m ) 2 0 0 - 1 , 0 0 0 1 , 0 0 0 - 2 , 0 0 0 2 , 0 0 0 - 3 , 0 0 0 3 , 0 0 0 - 4 , 0 0 0 4 , 0 0 0 - 5 , 0 0 0 5 , 0 0 0 - 6 , 0 0 0 6 , 0 0 0 - 7 , 0 0 0 5 . 6 8 . 7 4 . 1 7 . 5 3 . 4 5 . 9 2 . 9 4 . 4 3 . 9 5 . 2 3 . 6 4 . 4 7 . 2 9 . 6 1 0 . 0 8 . 5 2 0 . 9 1 8 . 9 2 5 . 0 2 0 . 9 3 2 . 5 3 0 . 4 3 6 . 3 3 1 . 7 2 4 . 7 2 0 . 6 1 6 . 8 2 1 . 2 1 . 6 0 . 6 1 . 2 1 . 2 7 , 0 0 0 以 上 0 . 2 0 . 1 未 満 0 . 1 未 満 0 . 1 面 積 ( 1 0 k m ) 1 6 6 8 7 7 3 3 6 2 平 均 深 度 ( m ) 4 , 1 8 8 3 , 7 3 6 3 , 8 7 2 3 , 7 2 9 海 洋 の 深 さ 別 の 面 積 割 合 1 三大海洋で比べると 深さ 200−1,000m の面積が最も大きいのは 大西洋である。 2 三大海洋の体積を大きいものから並べると,太平洋,インド洋,大西洋の順番である。 3 三大海洋の面積の合計は,全海洋の面積の約 80%である。 4 太平洋の深さ 6,000m 以上の面積は,大西洋の深さ 200m 以下の面積より大きい。 5 インド洋の深さ 4,000m 以上の面積は,インド洋全体の面積の過半を占めている。 正答を見る 正答は 5 です。
出典:人事院「試験問題例」(国家公務員試験採用情報NAVI) 。掲載にあたり、図の描き起こしや改行などの整形をしています。